COVID-19の感染が再拡大しており、当地カリフォルニアを始めとして全米各地で集会等の規制が再強化されております。スーパー等は通常営業しておりますが、店内に入れる人数の制限(当地ではcapacityの20%)を厳格化しており、買い物客の列がまた目立つようになってきました。

この時期にPatent Barを受験される方は少ないと思いますが、パンデミック下での試験実施状況について調べてみましたので、お知らせします。

以前の記事にも書きましたように、Patent Barの試験はPrometricという各種試験を実施している試験センターでのみ受験可能です。上記したように、州や地域により屋内に人が集まることを規制しているため、試験会場にも規制がかかっている場合があります。試験会場の現在の状況については、PrometricのSite Statusというページで確認可能です。かなり多くの会場で、人数制限がかけられているようです。また、試験の種類についても、全て(All Programs)を実施している会場と、必要不可欠なもののみ(Essential Only)を実施している会場とがあります。どういった試験がessentialになるかというリストも公開されており、USPTOが実施するPatent Bar ExamはこのEssential Listに入っております。

したがって、現在はどの試験センターでも受験は可能です。ただし、今後のCOVID-19の流行状況次第で試験センターの閉鎖もあり得ますので要注意です。本来は、USPTOから受験許可が出されてから90日以内に受験をする必要がありますが、人数制限のある試験センターがあるため、現在は暫定的にこの期間が180日に延長されております。